神社は「社」で寺院は「寺」とか「宇」
(最終的にヲタ話になります、ご留意下さい)。
お題「披露する機会がないけど語りたい薀蓄(うんちく)教えてください。」
……ナルホド。
では、披露する機会がないことはないが、年末年始以外ではあまり披露することがないなぁというモノを。
【(初)夢について】
夢の内容を人に話すと叶わなくなる。
日本は言霊の國なので、「夢を話す」ことは「夢を離す」事になるため。
良い夢は話さず、悪夢は直ぐに話すべし。
【御守について】
先ず、御守は神様や仏様同然なので、御守は「買う」ではなく「授かる」である。
御守をどうお返しするかは授与された場所で決まる。
◆神社◆
→授与された御守は、願いが叶っていなくても基本的に1年程で御礼参りと共にお返しする
→引き続きの御利益をお願いするなら新しい御守を授かる(神道では、常若という、神様は常に新しい物に宿る、という考え方がある)
→お返しするのは神社。授与された神社以外の神社でもO.K.だが、お寺に返してはならない
→御神籤も同様。和歌が書かれているものは、ほぼ間違いなく神社で頂いた御神籤
◆寺院◆
→授与された御守は長めに持っていても大丈夫(仏教に於いて御守は仏様の分身という考え方のため)
→願いが叶ったら御礼に行き、御守を納めよう
→お返しするのは基本的には授与されたお寺。他の寺社仏閣に御守を返してはならない。直接お返しが無理なら郵送や別院があるか等、お返し方法をお寺に相談(まぁ、お返し出来なくても大切に持っているなら大丈夫)
→御神籤も同様。漢詩が書かれているものは、だいたいが寺院で頂いた御神籤
★どちらで授かった御守であっても粗末に扱わないようにし、出来れば肌身離さず持ち歩きたい
★持ち歩かないのであれば、部屋の中の光が当たる高めの位置で祀る(見守って頂く)かお返しする
★人から頂いた御守は何個あっても大丈夫だが、自分で授かる物は「あれもこれも」はあまり宜しくない
以上、夢見の扱い方と御守・御神籤の基本的な返納方法をザックリと。
深掘りしてしまうと文字数が大変な事になるので、例外の寺社や日本宗教民俗史が気になる方はご自身でお調べ頂きたい。
ちなみにタイトルは寺社の数え方である。
さて、ここからはヲタな話題。
縁結びの神仏は、御利益がある神仏ほどその前の下準備(つまり悪縁を断つ手段)が凄まじいと言われている。
京都の安井金比羅宮が日本最強の縁切り神社との呼び声が高いが*1、実は豊川稲荷東京別院*2も縁切りで相当名を轟かせている。縁結び・縁切りで参拝する際にはそれなりの気持ちを作ってからお参りするようにしたい。
そしてカツン担といえばだが、ここ最近増上寺*3に行けていない。
コロナ禍の影響とはいえ、直接お参りに行けていないのは結構辛い。
世界的な意味で、もうそろそろ色々平和になって欲しい。